2014/3/29 作曲家別二夜PART2 第1夜 橘高文彦+本城聡章+三柴理作曲ナンバー演奏!!@恵比寿LIQUIDROOM

2014/3/29に東京・恵比寿LIQUIDROOMにて行われた
「作曲家別二夜PART2 第1夜 橘高文彦+本城聡章+三柴理作曲ナンバー演奏!!」のライブレポートです。



2014.03.29 LIQUIDROOM
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2014初筋少!!!テスト ワンマン!!!! お久しぶりですリキッドルーム!!!!  会場前の桜もほころびかけている中、物販に立ち寄りリストバンド二種とトートバッグ二種を購入。トートバッグはどっちもかわいい!! 大きなサイズ!!! 会場に入り今日はややスピーカー左端よりの2列目に。場内にはいつもどおりのSEが流れていて、筋少ライブにきましたよ!!!というきもちになってきます。

 本日は新しい試みとして、セットリストの一部……もとい演奏予定曲が、事前に公開されていました。その上で、今日はギターズ…おいちゃんと橘高さんデーなので、つまり、公開されている曲リストの中で、あの曲とあの曲とあの曲と…… が、つまり、聴けるということが、あらかじめわかっているのです。好きな曲がいくつもあったので、もちろん公開されていない曲についても、公開されてる曲についても、わくわくの気持ちでいっぱいです!
 スモークがどんどんフロアにたちのぼっていき、押し10分くらいのいつもの時間帯、照明がふうっと落ちて会場に流れるはEL&P「聖地エルサレム」!!! 作曲者別2デイズパート2、おいちゃん&きつたかさんデー!!!!!! ここに開幕です!!

140329oichan_stand.jpg 開幕でなんとびっくりおいちゃん今までの赤ジャケットとは違う真っ赤なジャケット、ジャケットの胸元にはスカルのワッペンがシャープに輝いています。そのジャケットの下からのぞくのは太めの白黒ボーダーのシャツ!!! これまたかわいい!!! 下は黒、開幕のかきまわしのところで背を向けられた時にきらめく5連のチェーン! 上下中総ての色合いが異なっている、今までとは一風違った趣でありながらものすごくキマってらっしゃる、かわいい!! キュートかつとってもかっこいいおいちゃんです。橘高さんは白黒フリル。わたしは今筋少を見ているぞ!!! 開幕一発目はこれ予告されていましたね、橘高さんナンバー「くるくる少女」!!!! くるくる少女終了後は「昔々のお話です」とオーケンさんがおっしゃられたならば、闇曲の繋ぎ!!! ダークネスナンバー2曲目は「詩人オウムの世界」です!! 橘高さんの怒濤の(ほんとうにどとうの)ソロ後、間奏で、オーケンさんが軽くMCを。「今日は桜の季節だー!! 今日は花見大会にしよう」!と客席をあおられる。その後、オーケンさんの本領発揮の語り! きっちり語りが炸裂! オウムのアウトロのとこでのおいちゃんのぎゅわん!!!と不意に低く強烈に唸られるギターがかっこよかった! オウム終了後、MC。

「桜だね! 僕たちもこれくらいの年になるとね、あと何回この桜がみれるかとか考えちゃうんだよね。考えない? 本城さんは考えません?」おいちゃん「うーん、そうだね、もう50にもなるとねぇ……考えちゃうね」オーケンさん「橘高さんは」橘高さん「そうだね、オレは24だから、うん、君たちほどじゃないにしても、少しは考えなくもないね」「設定がうまくない24歳ですけれども」(ひでえ(笑))「内田さんはどうですか?」内田さん「僕はね、桜、見ないから」(爆笑)「花鳥風月に興味ない内田さん!!!」

 「えー、本日は作曲者別2デイズということで、1日目の今日はサムラゴウチさん」(爆笑)「とKボカタさんの曲が演奏される日ということでぇ、明日は僕と内田くんがやりますけれど……というか、サムラゴウチさんとか、あれ鼻歌から交響曲作っちゃったっての、あんなのオレだったらどうなのって話で」「ゴーストライターが!!とか言われるよ。この話やめよう」(おいちゃんがおいといてー、のポーズ)
 「今日ね、ボク準備してて、メイクさんに髪の毛巻いてもらってたんだけど、そこに珍しく内田君がにこにこしながらよってくると思ったら、わらいながら、「サザエさんだ!!げひゃひゃひゃひゃ」って、……俺、こんなにdisられたのはじめてだよぉ!!!! オレは筋少のボーカルだよ!!! サザエさんでもコボちゃんでもないんだよう~~~~!!! 今日コボちゃんグルーやる(ry」「(あんなに言われるなんて)せっかく次の曲のために髪の毛染めてこなかったのに~~。…僕が筋少のボーカルであることを証明するために、今日は全部の曲を間違えずに歌ってやるぞ!!!」(笑)「…今!!! お客さんの胸の中で「それ当たり前だろ!!!」って文字が浮かんだと思いますけど!!! 総てのボーカルがライブにあたって仕上がっているわけじゃないんだよ!!! オレは仕上がってないね!!! カラオケで歌う○○○○の方が仕上がってる」(爆笑)
 ”せっかく次の曲のために髪の毛染めてこなかったのに~~”このひとことをおっしゃられたときに、その意味に気づいていなかったのですが、そうです、”白髪の男は泣きながらこう言った”!!!「パブロフの犬」!!! くるくるオウムに続くドトーの橘高さんダークネスナンバー三・連・チャン!!!! このパブロフ!!! サビのところ、オーケンさんがキーを落とされず、原曲の高音で歌われていたのがすごくかっこよかった!!! 「パブ!ロフ!」とコーラスを客席とステージとで。 前回旧譜2DAYSで聞いたときは少し離れた場所からだったから、激しい音の奔流の中で聞くのはこれが初めてだ。せんりつする!
 そして、ここまで橘高さん3連チャンできましたけれどそろそろおいちゃんの曲が来るだろうか? というか、現在のところ絶好調の橘高さんダークネスゾーンですけども、いつどうやって来るんだろう、おいちゃんデーたる本日、おいちゃん曲の栄えある1曲目は。と考えがよぎっていたその瞬間、振ってきたのはあの!!!! SE!!!!! 曲への予感に狂乱で湧く会場、おいちゃんがすうっと頭の横で敬礼をされる。なんと!!! 橘高さんのダークネスゾーンからおいちゃん曲への展開役を担うのはおいちゃん随一のダークサイドナンバー「レティクル座行き超特急」です!!! これは毎回ライブの中で聴くたびに、客席とのコールアンドレスポンスがよくよく編み上げられている曲だと思う曲で、曲の空間はすごくダークなのに、同時にすごくたのしく…語弊があるような気がしなくもないですけれども、とてもすごくたのしく!!! ライブの空間に没頭できる、まさにおいちゃんの手腕発揮である曲です。間奏の各メンバーによる「妄想だよ」のささやき、オーケンさんの最後のたたき落としも含めてリキッドルームを超特急が駆け抜けたあと、……きらきらと見えるのは”キラメキ”。おいちゃん曲の偉大なる特色、ニコニコしたハピネス!!! 「きらめき」!!!!! きらめきのおいちゃんが文字通りきらめかれてらっしゃって、サンシャイン!!!

 MC。AKBかももクロちゃんか?の兼ね合いで国立でやる!みたいな話をちょっとされてたような気がするんだけど(というかラルク?)ここだっけ? 話題が「明日に疲れを残さないように!」って話になって、それで、オーケンさん曰く疲れない方法があるんだと。「腕をね、あげるときにね…こう、おい!ってやるときに、力を抜くの!」「そうすると、疲れないのよ。」ってオーケンさんが説明されるので、横でパンチ!と実践されてるおいちゃんがかわいい(笑)「あともう一個あってね、こう、おりたたみとかもさ、がんがん全身で曲げてるように見えて、こう、・・骨のあたりで腰を下げて曲げる感じで、○○筋を使うようにやると、疲れないの」おいちゃんがまた実践かわいい(略)「釈迦の時かじゃーんじゃーんってやるじゃん、そこでこう、上をつかむような感じに」あれつかむような感じだったのか!!!!「うおー!って拳上げてるように見えるけど、さっ、とつかむような感じでやるといいの」「それで、次の曲、ぼくそんなにつかれないんだよね…いや、メンバーはすごい大変なんだけど、ボクは意外につかれないの。……今長谷川さんがすごい「マジ!?」って言った」長谷川さんマイク向けられて「ほんとにー?!」「そう、意外に疲れないんだよーーー。 ……すごい曲紹介だよね!!「疲れない曲」って」内田さん「斬新だよね」wwww

 おいちゃん曲「カーネーション・リインカーネーション(オーケン疲れるバージョン)」!!!wwww オーケンさんが疲れるようにやるっておっしゃられるもんだから曲中すごい激しい動きをされていてw 楽器隊の死ぬ気の激しいコーラスの横でドラム台に乗られるわすごい手を振り上げられるわマイクスタンドでバックブリーカーされるわで動きが激しい激しい! いつものカーネーションと違う!(笑) オーケンさんの動きが気になってしかたないwwwww!!!(笑)そしてカーネーション終了後に会場に降りだしたのは激しい横殴りの雨、哀愁の「愛を撃ち殺せ!」 これおいちゃんが最初のほう?で激しくアクションされるのが好きです。  そして、今までのレア曲ラッシュにようやく定番が来たという趣の「イワンのばか」これでおいちゃんの間奏のとこのギュワンギュワンのところで内田さんがおいちゃんのよこに寄って来られてそれでギュワンギュワンの真似されてかわいい!! 吹いた!!!! 

MC。

「今日は本城さんと橘高さんデーということで、各自の作曲テクニックとかを、たっぷり喋っていただこうと思います!」
……とアナウンスされるオーケンさんに、(おめずらしく)まだ上着を脱がれていないおいちゃん、お答えされていわく、
おいちゃん「あのね、
……着替えたいんだよね。」
「えっ」
おいちゃん「着替えたいの。」
「橘高さん……」
橘高さん「オレもね、……着替えたいの。」
おいちゃん「……逃げろっ!!(笑)」
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すたこらー!と逃げられるおいちゃん!(笑)橘高さんもステージから退避! なんと! ギターズDAYなのに!!!!(笑) まんが道の2人が残られます。
オーケンさん「……段取り悪いふたり!」うちださん「…」「いつになったら覚えるんだろう」

それで作曲者2人がいなくなって、オーケンさん曰く「えー、今回作曲者別2DAYSということで、新しい試みとしまして、先に演奏予定曲を公表しようということになって」
「……それで、最初はおいちゃんのtwitterでばーんと公開だ!!! よし!!! …と思っておいちゃんに上げてもらったら、”あれはおいちゃんがまちがえて上げたのでは?”って空気にネットでなってて、そのあとボクが偽のセットリストを作りまして公開したんですけれども、それがボクがおいちゃんをフォローしているような雰囲気って、違いますからね!!! 新しい試みですからね!!!」wwwwwww
 で、紙を広げられて曰く「1曲目は、ブルドッグ」(爆笑)

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偽セトリ各曲に丁寧にコメントwwwwwwww「おれこういうの考えるの好きなんだよねえ。筋少やってなかったらたぶん放送作家みたいなのになってたと思うよ…」内田さん「今も同じようなことやってるじゃない。」(げに、げに。)

紹介中、戻って来られたギターズに、「お着替え終わった?」(ミルクドレス橘高さんに)「橘高さんそれ結婚式みたいですね」「ずっとツッコミ待ってたよ!! 春だからね。」「おいちゃんは、おいちゃん…」(白黒ボーダーだけになられたお姿を見て)「おいちゃんは、“ほんじょうさんを探せ!” ……みたいだね」ウォーリー!!!wwwwww 客席に降りて客席を背にお客さんに紛れられるおいちゃんが激ぎゃんかわ!!!!!←
 そのまま、偽セトリ解説の残り。「バームクーヘ野郎。橘高さんこれどういう曲だっけ?」とまさかの橘高さんへ、橘高さん「振りやがったな!!!(笑)」そして橘高さん曰くの「♪ドコドコドコドコ!!!バーム!!! クゥヘッ!!!!」おなかが死んだ!!!! 

 偽セトリ紹介が終了し、ギターズが所定の位置に落ち着かれて、オーケンさんが唐突に「じゃあ俺今からちょっと休憩とってくるから!!!」と唐突にハケられます。ギターズと入れ替わりですね! 残された橘高さん曰く、「………せめて、着替えって言えよな!!」(笑)そういうわけでオーケンさんのぞくの楽器隊がステージに残られます。おいちゃん「カラオケはうたわないからねぇ」橘高さん「あー、それで出てきてもおもしろかったよな!!」(笑)
 で、橘高さんがMCをとられて、「えー、本日はありがとうございます!」

 橘高さん「今日は作曲者別2DAYSパート2ということで、前ね、パート1をやったんですけどね、なんかレア曲祭りみたいになりまして…。今回は(も?)、作曲者別の個性がとてもよく出ていて。……もし、仮に、仮にですよ、今後新しいアルバムが出るとしたら」(!)「作曲者の特色がよくわかってもらえるんじゃないかなあと、そう思います」(うおお、新譜フラグ!)
 「さて、……ボーカルがちょっと着替えに出ちゃったからな」おいちゃん「休憩ね」橘高さん「着替えね」おいちゃん「休憩ね」橘高さん「…休憩ね」←(爆笑)「…休憩に出ちゃったから、俺たちが歌おうか!」(おおおお~!!)イス持ってきて、とのおいちゃん。登場するタカミネ。「曲の説明先にしておこうか? これは、水戸華之介さんに作詞をお願いして作った曲なんだけど、大槻がいないので、オレとおいちゃんで歌います。この二人でバンドバージョンで歌うのって……たぶんはじめてじゃない?」おいちゃん「うーん………??? (※はじめてではなく)ひさしぶり、じゃない?」橘高さん「はじめてじゃない? 久しぶりか」「この曲で大槻のパートと水戸さんのパートを歌ったことあるのはオレだけなんだよね。じゃあオレが大槻のパート歌うから、おいちゃんは水戸さんのパートを歌って」おいちゃんにこやかに承諾。スタンバイが整って、いざスタート?と思いましたが内田さん「あ、ベース忘れてた」内田さんが少しわたわたとうしろに(笑)かわいい!wwww 
 はなばなしきギターズデュエット! オーケンさん抜き楽器隊オンリーで、「青ヒゲの兄弟の店」です! これ確認した限りではおいちゃんタカミネ橘高さんもタカミネ之アコースティック編成と思いきや内田さん長谷川さんとエディがいらっしゃる構成なので、アコースティック×2プラスドラムンベースキーボード! ドラムベースが入った青ヒゲはにぎやかでとってもすてき! おいちゃん橘高さんのボーカルもハーモニーもすばらしいです!

 キラキラとした青ヒゲ終了後、ふと数秒間、暗がりの中。明るい曲の後にはおおむね、あっと驚くすごい曲が来る、というのが筋少さんのライブの特色であると思っておりますが、今回の展開は…。戻って来られていたオーケンさんがふうっ、と歌い出される。ほのかに紅くなるステージ。うわあああああ。ああああ!!!!
 レティクル収録の、静謐な、しかしながら何かが間違っているような気がしなくもない、だけれど幸せだよの、狂気曲!! 「レティクル座の花園」泣いていいのか笑っていいのか感動していいのか、混乱する泣き笑いの曲空間。これはもう、橘高さんのギターソロが!! Wギター体制で、タカミネからVへチェンジされた橘高さんの打ち建てられるお城が、本当にやばかった。神々しかった。花園だった!!! 思わず拝んでしまいたくなるような神々しさでした。 間奏では内田さんの「ももこぉ~」「……ワン」の合いの手も。カワイイ! 

 花園のマッドネスが美しく集結し、次に花園を包み込んだのはあいのうた、「ラブソング」!!! 「世界中のラブソングが君を」。これはもうとにかくおいちゃんにメロメロ!!! 後半の筋少コーラスにもメロメロ!!! ライブ・バージョンならではの、最後の締め方が、音源版とは違っていて、すごくすごくすごく、美しい!! この花園とラブソングの並びは、おいちゃんと橘高さんのバラード対比といえるでしょう。

 ライブも後半へ移りいよいよ筋少タイムへ突入、オーケンさんが、今日は次はエディ作曲のこの曲で!とコールされて、スタートした「サンフランシスコ」! たしかここでおいちゃんのペットボトルシャワーがあったはず。めっちゃかぶった! おいちゃん、間奏のところではエディを指し示され、橘高さんもエディを礼賛される。そして内田さんのソロのところで内田さんを指すおいちゃん。サンフラに続いてはおいちゃんのはじかれる弦から! 音の空間から、離れないように。「ドナドナ」!! くーちずさむだけでのところで投げキッスやばいかっこいい(×) さらに、間奏の楽器隊の総バトルのような疾走感といったら! 拳を振り上げ「ドナ!」コールの楽しさといったら!!! ドナドナに続いてはこれまた観客動員型「タチムカウ」!!!これはなんだろう、この曲の中にいると、とても客席の様子を見たくなって、みんなものすごい盛り上がってる姿を見たく鳴る。あと、後奏で長谷川さんがものすごい連打のツーバスを入れられてたのが印象的でした。そして筋少タイムの最後、「みんなうたってくださいね!!」ってオーケンさんが叫ばれたはず。この曲、去年いっぱいやったから、それに演奏予定曲の中に入っていなかったので、今回ははずれるかもなって少し思ってた。そもそも、太田さんがいらっしゃるから再来週かな、とか思っていたのですが演奏されて嬉しすぎた、「中2病の神ドロシー」!!! 今日はわたしにとってひさしぶりの筋少さんで、この曲はどうしても泣いてしまうんですけど、ライブの空間で過ごすと、このゆめのような?空間にいるのが私は好きなのだなって、今日のライブを通しながら思ったので、その気持ちに対してとてもニコニコするし、歌詞も演奏も美しくて泣きたくなるし、おいちゃんはニコニコされてるし、聞きながらいろいろなことが本当に混ざってしまう。わかっていることは、筋少さんもオーディエンスも、みんなが踊って歌って笑って、本当に夢のようだよってことなのです。おいちゃんがニコニコと合唱を煽られてた気がする中、橘高さんの駆け上がるギターで、ここにいられることのうれしさが昇華されていく。そして最後の筋少全員の「神」コーラス!!! 興奮さめやらぬなか、本編終了。

 
 ~アンコール~

 みなさんご登場。あれ、オーケンさんがいない。なんと、エディがマイクを。エディが筋少に入ってからの話。「僕は筋少に入っていたんですけど、ものすげー忙しくなって、これじゃあピアノの練習ができないじゃん!!!!ってやめちゃったんですが、そのときはご迷惑おかけしてすいませんでした!!!」内田さん「いやいや(大丈夫)」「で、そのときオーケンはラジオの収録か何かでいなかったんだけど、そのときに演奏した僕の作曲した曲をやろうと思います! あのときは「三柴理です!!! 今日も頭からのってって! 全然疲れてませんでしたぁ!!!!」…ってMCをして、終わった後横関さんに「なにいってんの?」って言われたよ。内田は内田で、前の方のお客さんに足とかつかまれてカメみたいにごろーんってじたばたしてたし…」とエディのMCから、ボーカルなしで始まる、これはなんと!「夜歩く」!!だ!!! 

 「夜歩く」が美しい曲だっていうのは言わずとしれたことで、で、今回はオーケンさんなしの楽器隊でのご演奏だったのですが、これがまたすんばらしくて!!!! インストで拝聴するとそれぞれの楽器の鋭さ……と表現して大丈夫かな、が、ものすごい際だって聞こえる。サンダーユー版は聴いたことがあるけれど、そこにおいちゃんと橘高さんのギターが加わることによって、ものすごく輪郭がさらにシャープになっている感じ。つまるところ、ものすごくかっこいい! おいちゃんのパートが少な目であると見えたのですが、演奏されてないときも微妙に音を鳴らされていた?ような?おいちゃんがめまぐるしくホワイトフェンダーのコントロールノブを操作されているお姿がとても印象的でした。これ、こういうインストのまた聴いてみたいです!!!! 音の大贅沢! オーケンさんがいないのがよしっていうわけではなくて、このインストがすごい!

 夜歩く終了後再度登場されたオーケンさん・・・・・・赤いロングのコートみたいなシルエットの詰め襟の??? す、すごいご衣装(笑) あとでMC中にふと橘高さんの方をみると橘高さんもツアーファイナルのご衣装で赤かったので、はからずにペアルックっぽいw \明日も来てくれるかー!!/のオーケンさん、「すごい個人的なことなんだけど」????「明日はオレの大学に入った親戚が東京に一人で出てきておじさんのライブを見に来るらしいんだよ。……ワンダーフォーゲルに入るつもりなんだって。ぜったいロックとかもう見ないだろ!!!? そんな甥にガツンとロックの衝撃を与えてやりたいから明日はおまえら…死ぬほど盛り上がってくれよぉ!!!!」\おおおおおおおお!!!/「そうすればぁ、甥が将来筋少のライブで受けた衝撃がもととなって、なにかすごい細胞を開発して」(笑)「そしてそれがねつ造だったという」オチがwwww しかし、これは明日も鬼のように盛り上がらざるを得ないですね! もちろん、今日の盛り上がりから明日が盛り上がらないわけがない、という盛り上がりだったので、言うまでもない感じもあります。明日も頑張りマス! そんな中、内田さん「あのね、その格好、なんなの?」(笑)オーケン「これは、次の曲にも関係するから、いや、明日説明するよう」(笑)
 …そして始まったのはリキッドのフロアを心地よく揺らす内田さんのベース。きらきらと視界が開ける。こんなにいいひがあるものさ、「おもちゃやめぐり」! おいちゃんの曲はやっぱり聞いていてとても楽しくなるし、ニコニコする。こういう時間があったっていいよね、あるものだよね、って思うです。そういうニコニコを、楽しさをくれるのが、おいちゃんの曲です。そして、そのこんなにいいとき、は、そして次の曲ではじけるのだ。そう、今回これが予告されていたのがとてもうれしかった! おいちゃんのお手元にインディゴのデリンジャー、緑色に染まるステージ。おいちゃんが、空間としてのニコニコであるならば、橘高さんの曲は、なんだろう、明るい曲であれ暗い曲であれ、たとえばですが再殺のような悲しみであれ、オウムのような憎しみであれ、本当にがっつんと強烈に、きらびやかに胸の奥に叩き込まれる感じがあって、それは、そう、この「トリフィド」で歌われている歓びでも同様なのです。大好きだよ! 最大級のトリフィドコールを!!!!!
 「最後この曲で終わるの珍しいから、橘高さん曲コールして!」とのオーケンさん。「リキッドルームいくぞ!」だったっけ、橘高さんが何かしらリキッドの客席を煽られて、始まったのはオーラスに、なんと「小さな恋のメロディ」! この曲の注目ポイントはやはりなんと言っても後半のおいちゃんのコーラス。格好いい!!! これも確か、ラブソングと同じで音源とは違う感じのアウトロになっていた。かくして、ここに作曲者別2DAYS1日目、おいちゃん&ギターズデイは終了したのでした。 終演後、会場にかかるのは「パララックス・ビュー」。おいちゃん前方に降りてこられてご挨拶です。

 今日は、おいちゃん&橘高さんデーということで、もう好みでないわけがなかったんですが、実際のところ、フタをあけたらものすごい好みのセットリストでした。曲の並びがすごくよくて、暗めのトーンの曲と明るめのトーンの曲への展開、切り替わりが存分に楽しめる感じがあったです。橘高さんがMCでおっしゃられていたように、橘高さんとおいちゃんの曲のそれぞれの特色がしっかり味わえながら、なおかつ、曲の流れとして途中で途切れることがない。拝聴していてとてもとてもきもちがよくて楽しいライブでした。賛否?のあった事前の演奏予定曲公開ですが、あの曲がどこでくるか??!という楽しみと、この曲やるんだ!という安心感があったので、個人的にはとてもいい方向に働くのでは?と感じており、それもまた、実際にライブを見て、今までとは違った感じでいい方向に作用していたなと思います。だってまだ、あの曲残ってるよ! とかワクワクできちゃうんですよう。 2014初ワンマンギターズデイの次、明日は、ついに「オーケンさん」&「内田さん」原始筋少の双璧、”まんが道”デーです!!
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セットリスト
OPSE~聖地エルサレム

1. くるくる少女
2. 詩人オウムの世界
3. パブロフの犬
4. レティクル座行超特急
5. きらめき
6. カーネーション・リインカーネーション
7. 愛を撃ち殺せ!
8. イワンのばか
9. 青ヒゲの兄弟の店
10. レティクル座の花園
11. 世界中のラブソングが君を
12. サンフランシスコ
13. ドナドナ
14. タチムカウ~狂い咲く人間の証明~
15. 中2病の神ドロシー

Encore

16. 夜歩く(インストバージョン)
17. おもちゃやめぐり
18. トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
19. 小さな恋のメロディ


終演SE:「パララックス・ビュー」

~おまけ1~
オーケンさん「後もう一個疲れない方法があってね、言っていい?? 言っていい?? 
おいちゃんがー、下手からいなくなってても、
気にしない」
wwwwwwwwwwwww

~おまけ2~

「橘高さんのあのバームクーヘ野郎のドラムドコドコすごかったですよね。
しかしあれのどこが(曲的に)バームクーヘンなのか?」
筋肉仲間Tさん「…ああ! 
「ドラムロール」(※イコールバームクーヘンの”ロール”)なんじゃないの?」(爆笑)だれうまぁああア!!!!

~おまけ3~
140329oichan1.jpgつくづく!! ニューご衣装が!! かわいい!!!!!←